Interview #04
博物館からショッピングモールまで。
あなたの作図が街になります。
主任
2020年入社
メディア造形学部 映像メディア学科 卒
業界・会社で働きたい!
印刷業界でパッケージの制作などに携わった後、クギンに転職しました。当時はちょうどコロナ禍でしたが、その中でもクギンは業績を伸ばしていて、特許を取得している独自の商材も持っていたことから、これからも伸びていく「強み」のある会社だと感じ、入社を決意しました。建築の知識も経験も0からのスタートでしたが、しっかりとした研修期間、教育体制があり、またパッケージの展開図などの作図をしていた経験が少なからず生きて、今では図面を書きながら後輩の育成にも努めています。

目のあたりにする感動のために。
ビルや物流倉庫、商業施設などのコンクリート床を施工するための図面を制作しています。仕事を受注した営業から依頼を受け、作図をし、お客様とのやりとりを経て図面を完成させ、必要な材料を洗い出して加工メーカーに発注するところまでが私の役割です。規模によって一つの案件に要する期間はまちまちですが、作図が難しく、長期間の仕事ほど印象に残りますね。以前携わった「豊田市博物館」は曲線的な部分が多くて作図の難易度が非常に高く、工期も長かったのですが、その分完成した建物を実際に目にした時の感動は大きかったです。現在は大型のショッピングモールを担当していて、図面はすでにできあがっています。完成して施設を訪れるのが今から楽しみです。

自身の成長。
クギンに転職して未経験からのスタートだったため、はじめのうちは大変でした。専門用語を覚えるところからはじめて、CADの使い方、図面の見方、お客様との打ち合わせなど、毎日が新しいことの連続。先輩方から教わりながら毎日コツコツとできることを増やして、少しずつ壁を乗り越えてきました。そんな中、自身の成長を実感したのは後輩が入社してきたとき。教える立場になって改めて「自分ができるようになっている」ことに気づきました。私は3年ほどかかりましたが、彼も1日でも早く独り立ちできるように支えていきたいと思っています。
ランドマークに携わりたい。
現在は、工場や物流倉庫などの一般の人が足を踏み入れることのない建物から、公共施設や商業施設まで幅広い建物のコンクリート床の施工図面を担当しています。今後携わってみたいのは、多くの人が目にするランドマーク的な建物。誰もが知っているその土地を象徴するような建物をいつか担当できたらいいなと思っています。あとは、自分自身、未経験で入社して大変だった経験があるので、同じような未経験の後輩が入社してきたら頼られる存在になりたいですね。技術はもちろんですが、メンタル的なアドバイスもできるかなと思っています。「最初はわからないことだらけでも、毎日コツコツやっていれば、必ず独り立ちできるようになるから大丈夫だよ」と伝えていきたいです。